読んで分かる!1日の仕事の流れ(ドラッグストア編)

営業時間が長く、シフト制で柔軟な働き方が可能

ドラッグストア薬剤師の勤務時間

日中
一般的に、調剤薬局に比べてドラッグストアは営業時間が長いため、シフト制の勤務形態をとる企業がほとんどです。シフト制の勤務パターンは早番と遅番に分かれるケースが多く、今回のタイムスケジュールでは遅番勤務をモデルにご紹介します。

遅番勤務の場合、薬剤師は12時30分~13時に出勤し、処方箋の受付、調剤、服薬指導、薬歴の入力など、調剤薬局とほぼ同じ業務を行います。その他、処方箋をもっていない患者さんに対しても、OTC医薬品の説明や健康相談などを行います。

夕方~夜
多くの場合、調剤の受付は夕方に終了。その後は薬剤師もOTC医薬品の販売を担当します。ドラッグストア薬剤師は、調剤業務の他、要指導医薬品や第一類医薬品の販売など、薬のプロとして薬学知識を活かした業務がメインですが、ドラッグストアによっては、商品の品出しやレジ打ちといった業務を任されることもあります。

閉店作業を終えたら、在庫管理やその日の業務日誌を作成して、22時頃に退勤します。繁忙期などは前述した品出しなどの業務が増えるため、残業が発生する場合もあります。

ドラッグストア薬剤師の休日

日曜日も営業している店舗が多いため、薬剤師の勤務も土日を含むシフト制(早番/遅番など)がほとんどです。

「土日必ず休みたい」という薬剤師にはあまり向かないかもしれませんが、営業時間が長いぶん勤務時間を調整しやすいというメリットもあります。

ダブルワークやブランク明けなど、短時間だけ働きたいという薬剤師にとって、多様な勤務パターンがあるドラッグストアはおすすめの職種です。

その他

近年、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、他業種の医薬品販売参入により、ドラッグストア業界は競争が激化しています。そこでドラッグストア各社は、企業ごとにさまざまな取り組みを行って差別化を図っています。

ウエルシア薬局では、地域の人たちにスペースを開放した「ウエルカフェ」や、ネイルサロンを併設したシティ型ドラッグストア「B.B.ON(ビビオン)」を運営。

また、マツモトキヨシでは管理栄養士やビューティースペシャリストと協力して健康と美容をサポートする「matsukiyo LAB」を展開しています。

こうした取り組みはドラッグストア企業の差別化だけでなく、薬剤師にとっても他職種と交流を持つ、よい機会になっているようです。

このように、ドラッグストアでは企業によって勤務パターンや薬剤師に求められる役割、業務内容が異なります。

転職の前に、候補先のクチコミを見て想定される業務を確認しておくと安心です。